子育て

【ベビーゲート】いる?いらない?悩みに悩んで出した答え

こんにちは。
おまめにゃんず(母猫とそのこども猫3匹)の同居人です。

わが子のハイハイが盛んになったこの頃。危険がますます増える時期。
悩みに悩み、ベビーゲートを設置しました。


できることなら使いたくなかった私が
どうしてベビーゲートを使うことにしたのか、使う時に意識したポイント、実際使ってみた感想
などをお話させて下さい。












ベビーゲートを使いたくなかった理由

①こどもの自由を奪うという罪悪感

動き回り、何でも口に入れる赤ちゃんにとって家の中は危険だらけです。(階段やソファの角、キッチン引き出しの刃物や洗剤、観葉植物など。)命を守る為にも対策をして安全な環境を整えることは大切だと思います。ただ一方で生活の中で体や心の成長を促すことも沢山あります。(ソファに掴まり立ちしたり、階段を登って体を鍛える。部屋中をハイハイする。植物の観察や窓から見える景色を眺める。親の家事する姿をみたり、冷蔵庫や引き出しの中をみる。)こどもが気になる興味や関心、動きたい気持ちを尊重しようと思うと空間を制限することで自由を奪ってしまうような気持ちになり、ベビーゲートを使う気になれませんでした。





②見た目やイメージへの抵抗感

個人的なイメージではありますが、柵、檻の中に閉じ込める。そんな風に感じていました。安全を守る為に太くしっかりしていて存在感がある。そんなベビーゲートがリビングの中に一つ小さな壁を作り、空間が狭くして、圧迫感も出るのではないかと抵抗しかありませんでした。元々あまり物を置きたくない私たちにとって生活感の出るベビーゲートはインテリアの雰囲気を一気に壊す大きな存在に感じていました。





③一時期の為に購入することの躊躇

今は安全を守る為に必要で便利なグッズもいつか全く使わなくなる時が来ます。(こどもの物はそういう物と思えばそれまでですが)こどもが喜ぶ物でもない。最終大きいゴミになってしまう。そんな風に考えると買う気になれませんでした。








ベビーゲートが必要だった理由

赤ちゃんには、危険があまりにも多すぎるお家の構造だったんです。



1階はワンフロアになっており、玄関、トイレ、お風呂以外が全て同じ空間です。




階段は赤ちゃんには恐怖の下が筒抜けのスケルトン(猫には嬉しい)



階段はリビング内に設置されていて、下はコンクリートの土間です。




こどもにとっては全てがアスレチック状態。常に危険と隣り合わせで片時も目が離せません。ズリ這いやハイハイと進むにつれてスピードも速くなり離れたところから見守ることが出来なくなりました。






そして恐れていたことが起こってしまいました。玄関の扉を一瞬開けて物を取ろうとした時、後ろからついてきていた我が子が転落してしまいました。玄関前にある階段を経由してからコンクリートに落ちた為、強打はしなかったものの、それでも顔に痣が出来てしまいました。



これ以上、何かあってからでは遅い。安全とこどもの自由の両方守るにはどうしたら良いかを悩みに悩みました。そしてやはりベビーゲートは必要だという結論に達しました。ただ、使うにあたって私たちなりのベビーゲートの取り入れ方を考えました。









取り入れる時に意識したこと

①こども自ら動き選択できる空間をつくる


こどもを囲うのではなく、こどもが自由に遊べる安全なスペースを作る。これが私たちの一番意識したことです。ハイハイして絵本や玩具を取りに行ける、掴まり立ちや伝い歩きが出来る。動ける範囲が狭まったとしてもこども自身が何かを選択出来るような空間作りを意識しました。





②使うタイミングを考え、なるべく短時間にする

ついついそのままベビーゲートの中にいてもらうことの無いように、どうしても目を離して危険になる時はいつなのかを考え続けるようにしました。日々の生活で得られる刺激は近くで見守り存分に楽しんでもらえるように心がけました。




③こどもの成長に対応できるベビーゲートを選ぶ

ハイハイ、掴まり立ち、伝い歩き、一人歩き。成長するにつれて赤ちゃんの世界は広がり、興味をもつ物や場所も変化してきます。また、逆にもう少し時間が経つと安全になることも増えてきます。歩くのは一人で大丈夫だけど階段は危ない。こどもの著しい変化に設置する場所や長さを変えられて、家の中の環境もその都度対応できるようなベビーゲートを探しました。





購入したのはifamさんのベビーゲートです。(サークルにも出来ますが我が家はサークルの使い方はしていません)








空間を区切る使い方(土間からの転落防止対策)


触って欲しくない部分のみを四角く囲う方法(コンセントや空気清浄機の角)

L字にして空間を作る方法(スライド扉を赤ちゃんが押して外してしまうのを防ぐ)




④リビングのインテリアの邪魔しないデザイン選び

デザインは難しいポイントでした。どれをとってもやはり存在感はあります。いっそのこと、こどもの視界も遮らずにインテリアの邪魔にもならない透明のベビーゲートがあれば良いのにと思いました。とはいえ実際そんなベビーゲートは無かったので、探しに探した結果、自分たちの家の雰囲気に合うシンプルなでデザインのifamさんの商品を購入しました。







実際使ってみて

今まではトイレに行く時ですらわが子ら目を離せず不安でした。しかしベビーゲートで空間を仕切るようになってからは、目を離す必要のある時にわが子の安全が守られるようになりました。見守る側にも気持ちの余裕がほんの少し出来ました。

一方で、後追いで離れることで泣いてしまうことがほとんどのわが子。ベビーゲートの中に一人でいられる時間は少なくせいぜい3分~10分が限度でした。それでも絵本を読んだり、玩具で遊んだりと楽しみを見つけて過ごしていることもありました。(ゲートに掴まって叫んでいることも勿論沢山ありますが。)


我が家では今のところ、大人がトイレに行く時や2階に荷物を持って上がる時、飼い猫のトイレ掃除など一緒にいられないタイミングに一時的にベビーゲートの扉を閉めて居てもらっています。



その他の時間は扉を開けた状態で過ごしています。



ベビーゲートを設置するとリビングの空間がダイニングスペースとキッズスペースという2つの空間に区切られてしまい、インテリアの雰囲気も変わりました。そしてベビーゲートの存在感をなくすことは無理だと実感させられました。それでもずっとある訳でないし、今は安全の為には仕方がないと諦めることにしました。





大切にしたいことを忘れずこどもの安全を守りたい

こどもの目線にたって常に考えつづけること。私たちが子育てをする上で大切にしたいことです。
安全もこどもの探究心もどちらも守れるようにこれからも日々葛藤しながら過ごしていけたらなと思います。

小さな命を守り、毎日子育てされている皆様本当にお疲れ様です。ベビーゲートを検討する上でご参考に少しでもなれれば幸いです。









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