こんにちは。
おまめにゃんず(母猫とそのこども猫3匹)の同居人です。
BLWを始めて約4か月。毎日食べることが楽しくて仕方がないわが子。
その様子をみていて、「もし従来の離乳食の方法を選んでいたら今頃どうなっていたのかな」
とふと思いました。
そこで今回は、なぜ私が従来の離乳食をしなかったのか、そしてBLWという離乳食の方法を選んだきっかけについてのお話をしたいと思います。
従来の離乳食を選ばなかった理由
理由その1~お食い初めの反応~
きっかけはお食い初め。
食べ物を口元に運ぶマネのみですが、お箸を近づけられるだけで凄く嫌な表情のわが子。終始何をされるのかと不安そうで、どの料理を運んでも食べてもいないのにマズそうな表情でした。
「食べ物に一生困らないように」という願いを込めて行うお祝いではありますが、はじめての食べることへの不安や困惑が露わになった表情をみて、私はまだ始まってもいない離乳食への不安を漠然と感じました。もしかしたら離乳食を嫌がったり、苦労するタイプの子なのかもしれないと。
理由その2~美味しくなさそうにみえた~
安全上の理由から、すりつぶされて水分量の多いペースト状の離乳食。
作るのに手間はかかるのに、出来上がりは色が違う以外どれも同じ見た目になる。しかも食べてくれるかは分からない。そういう物と言われればそれまでなのですが、何だか自分の中で釈然とせず、大変なイメージだけが残りました。
BLWを選んだきっかけ
きっかけその1~BLWをしている人がいるという話を聞いた~
離乳食をどうしようか悩んでいた時、母から知り合いの人が手掴み食べを初期からさせているという話を小耳に挟みました。そして調べてみると赤ちゃんが自分で口に食べ物を運んで食べるという赤ちゃん主導の離乳(BLW)を初めて知りました。
きっかけその2~BLWの本を読んでみた~
気になった私は実際に下記の2冊の本を読んでみました。
読んでみて従来の離乳食との大きなギャップがあることに驚きました。と同時にこの方法なら我が子も楽しく食事が出来るのではないかと思いました。私自身もペースト状の離乳食を作るより簡単で、何だか楽しそうだと感じました。
きっかけその3~モンテッソーリ教育と共通している部分があると感じた~
モンテッソーリ教育 | BLW |
こどもの自主性、主体性を大切にする | 赤ちゃん主導の離乳 |
生き方の基礎となる体験を提供する | 自身で食べることを選択し、学べる |
たくさん手を使う | 手と目の協調運動と手指の巧緻性を向上させる |
モンテッソーリ教育とBLWにはいくつも共通する部分があると感じました。
わが子が主体であり、親は子どもが取り組みやすい環境を整えサポートする
子育てする上で大切にしたいと考え方にに合う離乳食の方法。これが最もBLWにしようと思ったきっかかけでした。
こどもの成長を感じられる離乳食生活へ
ここまでお話してきましたが、勿論従来の離乳食でも楽しく美味しく食べるお子さんも沢山いらっしゃいます。一方で漠然とした不安を感じていたり、離乳食の時間が苦痛になるほど大変な方もいらっしゃいます。
食を楽しむことが食育の醍醐味だと思っているのでそれぞれのお子さんに合った方法が見つかるのが一番だと思います。
一つの子育ての経験談にはなりますが、これから離乳食をどうしよう?BLWも気にはなっているけど…と悩まれている方の少しのヒントになれば嬉しく思います。
一度きりの子育ての時間。毎日の食事の時間が皆様にとってより良い時間となりますように。
実際にBLWをしてみて起こった経験についても下記の記事におまとめしています。
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