尾道

尾道moons cafe | 1日1組限定の古民家貸別荘に宿泊してきました

尾道へ生後10ヶ月の息子を連れて旅行に行ってきました!

尾道が大好きで毎年夫婦で行っていたのですが、今回初めて赤ちゃんと一緒に行くということでお宿選びは悩みました。

ベッドではなく、お布団を敷いて赤ちゃんと一緒に寝ることができるお宿。
赤ちゃんの泣き声を気にしなくて過ごせるお宿

色々と探して見つけたのが、「moons cafe」さん。

古民家を改装し、1日1組限定の貸切お宿になっています。


宿泊した様子等について素直な感想そのままにお話させて下さい!

お部屋・設備

玄関

おばあちゃんの家に遊びにきた様な雰囲気です。

玄関は広く、ベビーカーなども問題なく置けます。

玄関の鍵の開閉はコツがいりました(慣れるまで時間がかかりました)



洗面所・お風呂

玄関から進むと、正面の扉の先は洗面所と浴室になっていました。



写真ではわかりにくいですが、洗面所と浴室の境には段差があり、カーテンで区切って水が洗面所までいかないようにする形です。
シャワーを出す方向が洗面所の方向に向いているので、少し注意が必要です。

洗面所にはドライヤーが備え付けでありました。

ハンドタオル、バスタオルをかけてくれていました。

お風呂。(ホームページの写真では狭そうに見えたのですが、赤ちゃんと一緒に入っても充分な広さでした

ただ、複数の毛が浴槽に残っていたのが気になり、残念でした。(一度自分達で洗ってから入りました)

シャンプー・リンス・ボディソープは一通り準備して下さってました。



リビング・キッチン

玄関を開け、左に曲がるとリビング。(直進は先ほどご紹介した浴室になっています)



冷房完備、家具はソファのみですっきりとした雰囲気。



床の間にテレビがありました。(写真分かりにくくてすみません)

IHクッキングヒーター1つ、冷蔵庫が完備。

電子レンジ、炊飯器、やかん、フライパンまでありました。

お箸やフォーク、お皿、コップなど、本当に一通りのものがすべて揃っていました。
ゴミ箱もこの場所にありました。

写真手前の木の台の下は足を入れることができるようになっており、ここを机として食事ができる構造になっています。

1階は所々に段差があり、ハイハイする赤ちゃんのは危ないので目が離せませんでした



トイレ

ソファ右横の緑のカーテンがあるところを右に曲がるとトイレになります。

レトロな木の扉を開けるとトイレです。

ウォシュレット機能付きです。

トイレは「簡易水洗式」。
下水道が整備されていないエリアのため、汲み取り式のトイレになっているので、通常のトイレと比べるとやはり少し臭いが気になりました。

2階の寝室エリア

リビングにある階段より2階に登ります。

上から撮った写真。古民家らしい昔ながらの階段。崖のような急角度に幅が狭いので、赤ちゃんを抱っこしての登り下りは恐怖でした。



かなり広いです。


布団を敷いて川の字で寝られます。ベットから落ちる心配がないので安心です。

2階からの朝の景色。


アクセス・立地

尾道駅からの距離は徒歩25分程。
ロープウェイ乗り場には徒歩5分程。

商店街も遠いわけではないので、観光場所へのアクセスは悪くありません。
駐車場がありますので、車での観光の際の利用がオススメ

駐車場及び、宿泊場所がわかりにくい点には注意。

駐車場は「たかはし住宅設備」を目印にすると良いです。宿泊場所より、北に150m道路を登った場所になります。



駐車場から宿泊場所までの道路が非常に歩きにくいことにも注意!

キャリーカーや荷物を持ちながら、赤ちゃんを抱っこするのは厳しかったので2往復しました。
かなり交通量の多い道路ですが、歩道がないためトラックが通る時などはドキドキします。

「たかみつP」が見えたら、ここを入ります。
ここ行って良いの?と思っちゃうくらいの場所ですが、この先の階段を登った先にありました。



「古民家」に泊まる覚悟は必要

接客や備品等、外国のホテルに泊まりに来たという感じで、よく言えば「簡素、シンプル」。
悪く言えば「ドライ」な感じがあるかもしれません。

不自由さも含めて楽しめる人が泊るべきだし、細かいことに文句を言う人間が泊ったらダメな場所。
「古民家」という響きは私たちにとって非常に新鮮なもので魅力的でした。

ただ実際に古民家で暮らした経験はもちろんなく、イメージと実際は違うということも教えてもらいました。

私たちにとって唯一で最大の敵は、「」です。

基本的に建物内は清潔にして下さっています。
宿泊に際して、ほとんど虫という虫を見ることはありませんでした。

ただ虫対策のグッズが室内に沢山おいているのを見て、同じ空間で虫と共生している現実を直視させられました。
当たり前の現実をリアルな感覚として体験するのは、想像とは当然ながら違います。

私たちは、4月だったので、まだ虫がそれほど多い時期ではないですが、夏は想像するだけで怖気ついてしまいます。

夫も私も虫取りをした経験がないような幼少期を過ごし、年に1回ゴキブリや蜘蛛が家に迷い込んできた(と信じたい)ときにパニックになって叫んでご近所さんに驚かれるレベルです…。

そんな人間には、ハードルが高かったかもしれません。

建物自体はとても綺麗に手入れされていますし、畳で布団で寝れるという赤ちゃん連れにとっても安心で古民家の雰囲気も素敵でした。


人を選ぶ宿泊施設です。

虫が苦手な人。日本特有の過剰なまでのホスピタリティが当たり前で当然だと思っている人には向かないと思いますが、素敵な古民家体験ができるお宿でした。

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