奈良県東吉野村にある人文系の私設図書館ルチャリブロ。
今回実際に行ってきました。
きっかけは、東吉野村のカフェ「空木-utsugi-」さんの「本のある場所」というイベント。
ルチャリブロさんの本が目に入り、実際読んでその魅力に引き込まれてしまったのです。
東吉野村にある自宅がたまたま結果として図書館になった場所。
日常から少し距離を置いた空間。
時間がゆったり流れるようなひと時の中の何とも言えない余韻の残る充実感。
個の感じがお写真と一緒に少しでも伝わればいいなと思います。
お家であり図書館ってどんなところ?
天誅組終焉之地の石碑の横にある橋を渡って左に進みます。
建物が見えてきました。
雪が降っていたこともあり、幻想的な風景でどこか別世界に入り込む様な感覚でした。
林の中に素敵な看板。
入り口の看板。
この図書館の館長さんと主任さんのマークが入っています。(後に登場します。)
扉を開ける時少し勇気がいりました。本当に入ってもいいのかなあって。
恐れながら、人様のお家にピンポンなしにお邪魔してしまうような感覚。
館内は、青木真兵さんと海青子さんの大切な本で溢れていました。
そして看板マークの館長
かぼす館長に出会えました。
本で読んでいた時は野良猫さん感の強いイメージを個人的に勝手にもっていました。
しかし実際お会いすると、しなやかな毛並みで凛とした雰囲気。
さすがは館長さんです。
Instagramもされていて、かぼす館長(猫)を拝見できます。
今回私たちは会うことができませんでしたが、おくら主任(犬)もいらっしゃるようです。
温もりのある本棚の中には沢山の本。
館長さんと主任さん(猫さんと犬さん)
日常とは離れているはずなのにどこか落ち着く空間。
時間を忘れてただここに居たくなる。
そんな場所でした。
沢山ある本の中から、私はこの本を読ませていただきました。
静かに本を読んでいる方や、はじめて会った人同士で語り合っている方々など、
訪れた人が思い思いに過ごしているのが印象的でした。
お二人(青木真兵さんと海青子さん)の理念
文化の発信拠点であると同時に、人と人が繋がることができる「地方の文化拠点」ってこういうことなのかなと私なりに感じました。
こちらの記事は、ルチャリブロを運営されているお二人の想い、考えが書かれています。
ほっこりしながらも良い刺激を受けられる。そんな図書館でした。
ルチャリブロまでの行き方
住所:奈良県吉野郡東吉野村鷲家1790
場所が少し分かりにくいのでご注意ください。
目印は天誅組終焉之地です。
天誅組終焉之地の石碑の横にある橋を渡ってルチャリブロにたどり着けます。
ルチャリブロ付近の道路の様子。
車は道路左側に停めてルチャリブロに行くことができました。
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